1962-12-07 第41回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第4号
ところがその間に義務供出から予約供出制度に、制度自体が非常な大きな変革をしている。その変革に伴いまして、前と後においては、事務分量が相当に増加をしてきている、その増加をしてきているという実態を、やはり処理をいたしまする人の頭数に反映させなければいかんのではないかということを私は申し上げたのであります。
ところがその間に義務供出から予約供出制度に、制度自体が非常な大きな変革をしている。その変革に伴いまして、前と後においては、事務分量が相当に増加をしてきている、その増加をしてきているという実態を、やはり処理をいたしまする人の頭数に反映させなければいかんのではないかということを私は申し上げたのであります。
そのときにあなたのお答えは、義務供出のときから予約供出制度に変わった後に事務はむしろ、私の聞き違いかもしれませんが、減っておるのではないかというような趣旨の御説明があったように考えますが、そこで私もこれは非常におかしいなと思って調べてみますると、義務供出時代から予約制度に変わりました後における事務というものは非常に変わってますね。これはたいへんなことなんですよ。
○政府委員(村山達雄君) これは予約供出制度をやめるかどうかというのは、われわれはちょっとわかりかねます。わかりかねますが、ただ、こういうことはいえるのじゃないかと。ほんとうにこの予約供出制度、国の制度でやっているわけです。この制度に乗っかっておるほんとうの減税というのは、予約申し込み加算金です。それから今の時期別格差、これはまさにこの制度に乗っかって、制度のもとにおける追加払いでございます。
○荒木正三郎君 予約供出制度というものをとっている以上、やはりこういう制度は生きているのじゃないですかね。これをやめてもいいという考えの根本には、予約供出制度の問題を検討するというふうなことが含まれているのですか。
しかして、昭和三十年からは、奨励金制度が廃止されて、米価の一本化をはかるとともに、米穀供出制度にも画期的な改正が加えられ、いわゆる予約供出制度が採用されるに及んで、売り渡された米穀の代金の一部を非課税とする特例措置に切りかえられ、同時に、法律案の提出も内閣から行なわれることとなり、今日に至っておりますことは、各位のすでに十分御承知のところであります。
しかして昭和三十年からは、奨励金制度が廃止されて、米価の一本化をはかるとともに、米穀供出制度にも画期的な改正が加えられ、いわゆる予約供出制度が採用されるに及んで、売り渡された米穀の代金の一部を非課税とする特例措置に切りかえられ、同時に法律案の堤出も、内閣から行なわれることとなり、今日に至っておりますことは、各位のすでに十分御承知のところであります。
促進し、食糧の確保をはかることを目的として、昭和二十六年産米につき、議員提出によって立法化されたことに始まり、自来二十九年産米まで毎年、ほぼ同一内容の法案が提出され、米穀の超過供出奨励金、早期供出奨励金、供出完遂奨励金等の各種供出奨励金を非課税とする臨時措置が講ぜられ、昭和三十年産米からは、奨励金制度が廃止されて、いわゆる米価の一本化をはかるとともに、米穀供出制度にも画期的な改正を加え、いわゆる予約供出制度
供出を促進し、食糧の確保をはかることを目的として、昭和二十六年産米につき議員提出によって立法化されたことに始まり、自来二十九年産米まで毎年ほぼ同一内容の法案が提出され、米穀の超過供出奨励金、早期供出奨励金、供出完遂奨励金等の各種供出奨励金を非課税とする臨時措置が講ぜられ、昭和三十年産米からは、奨励金制度が廃止されていわゆる米価の一本化をはかるとともに、米穀供出制度にも画期的な改正を加え、いわゆる予約供出制度
これが二十九年から予約供出制度になりましたので、その関係は非常に違ってきております。そこで面積等も農林省で調査してもそれが発表できないような状態であったのが、三十年度の分からそれを追加して発表して手直しをしております。従いまして現在の統計調査部の機構で調査しておりますのでは、もうそう大きい狂いはないのではないかと確信をしております。
○左藤義詮君 事実上では、毎年、今おっしゃったように、もうやめたい、やめたいと言いながらも、予約供出制度が続く限りは、これで押されていく。いやだいやだと言いながらも、ずるずる続いていくということじゃないですか。どういうふうになったら、これは打ち切れるのですか。
ごとのたんぼのできる収量石数で共済を引き受けるようにしたらいいじゃないか、それから損害評価等につきましても、せっかく統計調査部という組織があるのでありますから、それをもう少し活用いたしまして、ただいままでは統計調査部が食糧供出という、強権供出という政府の政策に相当利用されまして、統計調査部と農家との利害が相反するというような状態が起きまして、なかなかうまく運用できなかったのでありますが、そういう食糧供出の面も、予約供出制度
三十年度分の農業所得につきましては割当予約供出制度がありまして、従いまして予約供出の分につきましては石当り千四百円収入金額から差し引くという臨時特例ができております。
○足鹿委員 大体特集米を考える場合は、どの程度の米を集めなければならない、その米はどういう必要があって、それだけの無理をして、予約供出制度の本質にもとるがごとき暴挙をあえて行なって、特集米制度を敢行するのか、その根拠が明らかにならない以上、ただ一部に若干の配給辞退があったという一時的な現象をとらえて、供出問題の本質をゆるがすようなことは、みだりになすべきではない。
しかし一応現在の予約供出制度という考え方からすれば、確定米価ということでないまでも、暫定米価が、大体米価というのはこの程度のむのだというぐらいの数字になるのじゃないか。
御存じの通り、この米価がきまりませんと予約供出制度がきまらないのです。予約供出制度がきまらぬ限りは、本年の産米の集荷の予定が立たない。産米の集荷の予定が立たぬということになると、予算全体がくずれてくるのであります。これは財政上重大な問題だと思うのです。
(拍手) 第三にお尋ねいたしたいことは、米の統制撤廃と予約供出制度についてであります。河野農相は、就任早々米の統制撤廃を元気よく叫び出されたが、昨年十二月十四日の記者会見記によると、米は自由販売にすべきだ、だが準備が必要である、食糧政策は社会政策的のものであるから農林大臣の主管ではないと、多少焦点をぼかし、最近では、米穀懇話会の答申案に基き、米の予約供出制度を採用せんとするようであります。
○金子委員長 ただいまの答弁に対してちよつと追加して一、二点お伺いいたしますが、予約供出制度というものによつて出しましたところの一石当りの農民の手取り合計というものと、それから農民が節米に協力して、あとで当然これをやみで流すべきものを正規の供出数量の中へ乗せて追加して供出する場合がごさいますが、そういう場合にあとで予約以外のものを出しますと、予約上なかつたときよりも不利な条件になるのかどうか。